在宅緩和ケア充実診療所に認定されました
当院は2024年9月1日付で、「在宅緩和ケア充実診療所」と認定されました。*「在宅緩和ケア充実診療所」とは*
機能強化型の在宅療養支援診療所で、 看取り・緊急往診・麻薬使用等に十分な実績があり、 緩和ケア・看取りの経験をしっかりと積んだ常勤医師がいる診療所のことを指します。
当院では、毎月ご自宅または施設でお看取りをさせていただいてますが、その実績が認められ、「在宅緩和ケア充実診療所・病院加算」を取得した施設となりました。
年間20件以上のご自宅での看取りを含む在宅緩和ケア患者さまとの関わりを振り返ると、ご自宅で最期の時間を過ごされる方を支えるには、地域の連携事業所や連携病院との協力があって成り立つものと改めて実感しています。
引き続き、ご希望に応じた質の高い緩和ケアが提供できるよう尽力いたします。
施設基準
① 機能強化型の在支診・病の届出を行っていること。
② 過去1年間の緊急往診の実績が15件以上、かつ、看取りの実績が20件以上であること。
③ 在宅での1年間の看取り実績が10件以上の医療機関において、3か月以上の勤務歴がある常勤の医師がいること。
④ 末期の悪性腫瘍等の患者であって、鎮痛剤の経口投与では疼痛が改善しないものに対し、患者が自ら注射によりオピオイド系鎮痛薬の注入を行う鎮痛療法を実施した実績を、過去1年間に2件以上有していること、又は過去に5件以上実施した経験のある常勤の医師配置されており、適切な方法によってオピオイド系鎮痛薬を投与した実績を過去1年間に10件以上有していること。
⑤ 「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針に準拠した研修」又は「緩和ケアの基本教育のための都道府県指 導者研修会等」を修了している常勤の医師がいること。